5日目 (2004/8/13)

朝ゆっくりと起きだしてブランチを食べた後、グランドキャニオン近くの小さな町Williamsへ向かいます。

ネバダ州とアリゾナ州の境にフーバーダムがあるので、そこも観光することにします。フーバーダムは1930年代にわずか4年足らずで完成。以降、水源および電力源として現在も絶賛稼働中であり、9/11のテロ以降は州境で検問が行われています。そんなダムでは、もちろんアルコール類や銃類は持ち込み禁止です。酒と銃が同列!

酒と銃はダメー(同列)

ダムの上からだけでは、いまいち物足りなかったのでお金を払ってツアーに参加。ダム底のタービンとかを見せてもらいました。途中で立ち寄ったトイレでは便器が魅惑の流線型をしていたため、ダム内部そっちのけで撮影。頭悪い。

ダム底タービン(not 世界タービン) 魅惑の流線型 フーバーダム(一応)

フーバーダムを去った後は、せっかく国際免許証を持って来たので運転したいという友人にドライブを任せ、助手席で景色を眺めたり、うとうとしたりしながら(最悪)目的地へ向かいます。

突然、運転していた友人が「これどうしたらいいの!?」と声を上げました。見ると後ろからサイレンを鳴らしたパトカーに追跡されているではないですか。と、止まらんといかんって!
  路肩に駐車すると、すぐ後ろのパトカーから腰のホルスターに拳銃を携えた恰幅のいいシェリフが降りて来ました。シェリフは「ここの制限速度は75mph。君たちは90mph以上で走ってたな。OK?」と言います。出し過ぎです!>友人

肝冷やし

減点とか罰金があったらどうしようと思ったのですが、警告だけで済みました。スピード違反に寛容なところでよかったなぁ。というか初めてポリスに車を止められましたよ。あせったのあせらないのって。


今日の宿町Williamsは、山間の小さな田舎町という風情がなかなかによい所。馬車で町中を回遊できるツアーもあるようで、町を歩いていると何組かのグループが馬車で道をゆったりと進む姿を見かけました。

馬でかい(見にくくてすいません)

のどかな風景なのですが馬が黒王号のように逞しく、馬車を見かけた途端、友人と二人で思わず「でかっ!」と叫びました。日本語で。

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