写真提供:Nicolさん



■Sampling Masters (98.8.10)

実家の近所に,まぁ民家があるわけですけれども,その家はボクが小学生の頃から『幼児とびだし注意』の看板が貼られているわけです.で,今回帰省してみてもやっぱり貼ってあるわけです.いい加減剥がせばいいのに,と思ってふと前を通り掛かった時に玄関を覗きました.そこには幼児の靴が!永遠のメルヘン!


■The Age of Plastic (98.8.9)

本日は海水浴の予定でしたが,相変わらずの曇天のために中止.旅のメイン失敗!ヤッパリ!

旅の仲間は,高速バスで鳴門から淡路島を通って明石大橋経由で大阪に帰ることに.トボトボと徳島方面に出ます.バス出発は16:00なのですが,阿波踊り開始が16:00からだったりして観光できず.
るるぶで昼飯を食べる場所を探すも,今日は休みだったりしてもう!こうなったら!ボクらの自滅遺伝子が13階建てホテルの最上階でのケーキバイキングにいざないます.ボクらTシャツなんですけど,いいんですかね?ビクビクとエレベータに乗り込みます.エレベータの扉が開くと,黒服が待ち構えており,ビビったボクらは一旦1階まで引き返したりする.何やってますか!再挑戦し,ケーキを食べることに成功.3個食べただけで気持ち悪くなる.隣では結婚披露宴が催されており,てんとうむしのサンバが聞こえてきてツラくなったりする.

ケーキ食った後,氷の彫刻コンテストを眺めてたらバスの時間に.みんながバスで出発するのを見送っていたら雲間から太陽が.たくなる旅行一貫の終わり.ボクは実家に戻ります.戻らせて下さい.

氷の彫刻コンテストの優勝は鹿でした(写真なし).


■in a model room (98.8.8)

朝.眠りこける平岩に礼を言って再び難波方面へ出撃.今日は日本橋あたりを練り歩いたあと,うどん国へ向けて出発です.他のみんなは難波のカプセルホテルに宿泊しています.カプセルホテル前で待ち合わせです.

で,
当然のように迷う.何度も電話して位置を確認するも,それをお互いに誤解していたりして事態はより悪い方向へ!それでこそ!なんであんな広いの!(駅)
ようやく会えたので日本橋方面へ移動.日本初のガンダム専門店に寄ったら,友人がこらえきれなくなってハイゴッグとケンプファーのガンプラを購入.弱すぎるぶりを発揮.

夕方になり,いい加減つかれたので岡山まで新幹線で移動.岡山からマリンライナーで瀬戸大橋を渡ります.マリンライナーが走り出したと思ったら,いきなりの豪雨.先行きが不安になったりする.

高松駅.うわぁ!雲が!雲があんなに速いよ!爆速で黒雲が迫って来ます.岡山方面からボクらを追い掛けて!追い付かれて再び豪雨になったりする(伏線).それでこそ!



それでもしばらく待っていたら小雨になり,小雨もやがておさまったので高松駅前の商店街に向かいます.目当てはもちろんうどん!他にないからな!うどん!でも,雨止むの待っていたせいでうどん屋は閉店時間に(伏線回収).駅前のマズイ店しかやっておらず,讃岐うどんの味を誤解されたまま実家に行く羽目に.
実家方面では再び雨模様.雨のせいで,ボクの母校中学校に忍び込んで花火をやる計画もパーです.


■Adventures in modern recording (98.8.7)

今日から大学の友人ら5人と一緒に実家方面に旅行です.含む社会人.うどん国唯一のアドバンテージ海水浴が目的.19:00に名古屋駅集合ザマス.それって仕事終わったあとダッシュってこと?まさに!で,なんと社会人友人間に合ってしまう.いわく,最速!なんたって乗り換えの待ち時間がほぼ0だったそうで.それって一歩間違えば確実に間に合ってないよ!運を使い果たした気分で出発.

大阪着.友人1名と合流.食い倒れ方面へ移動し,肉!肉!肉!食べ放題〜↑.割り箸も割り放題〜↑.
でも,途中で抜けてジェームス平岩宅へお邪魔するボク.で,平岩宅でやったことと言えばコンビニ行ったり,シルバーガンやったり.蝕まれた日常.明日にはうどんの国だよ!


■Good Humor (98.8.5)

昨日も今日もテレビ局でバイトです.テレビ局は本当に責任の所在が不明瞭な!

昨日はリハでムービーの再生係に甘んじていたわけですけど,今日は本番でムービーの再生係(結局)ですよ!
でも,本番でいきなりムービーの再生をミスるヲレ!そんなことすら満足に出来ませんか!


■Megaphone Speaks (98.8.4)

昨日も今日もテレビ局でバイトです.テレビ局は本当に責任の所在が不明瞭な!

昨日は配線地獄だったんですけど,BNC(同軸ケーブル)の延長コネクタをしこたまポケットに詰め込んで作業していたら,持って帰って来てしまいましたよ.ポッケ癖悪すぎ!

で,今日はスタジオで待機して,カメラ合わせしたりリハやったりするのをボケーっと眺めながら,頼まれたらパソコンでムービーを再生するだけというもの.それが9時間も!なんでボク,ここにいるのかなぁ??とか思いながらボケーとしていたら,ぼんやりとした考えが未来の自分とか,俺ってこのままでいいのかな?とかいう悠久の時伝説レベルに発展していったために精神状態大ピンチ!存在意義を守れ!

で,そのまま帰宅して睡眠をとったら,所属学科が分裂!ボクだけ不人気な学科に回されるという夢を見ましたよ.分裂した学科では小学校レベルの授業(担任がいて,一日中授業)が催されます.しぶしぶと登校したらボクだけ机がなく,適当なところに腰掛けていたら授業中に「ちょっと,そこ私の席なんだけど!」とか詰め寄られ,授業中にもかかわらず,所在なさげに教室をウロつく羽目になりました.夢は心の健康バロメータ!

ハッと目覚めたら,窓の外では蝉が命の最後の一滴を振り絞ってはばたいているところでした.羽音が聞こえてきますが,すぐに地面に落下してしまいます.今までの人生で楽しかったことをぼんやり思い返すけど思い出せない深夜であることですよ.


■No Title (98.8.3)

今日見た夢があまりにも超絶凄すぎだったので,ここで報告します.以下のストーリー概略は,夢にほとんど手を加えていません.ボクってイッタイ!

オープニング(え?オープニング?)
女性が必死の形相で何か言いながら(口パク),川に分け入ってこちらに向かって進んでくる.川の水は一歩進む度に増水し,女性は水に飲み込まれそうになる.女性はそれでも何かを言おうとして前進し,ついには増水した川に飲み込まれてしまう.画面は泥水で一杯.増水した川の泥水は段々と澄んでいき,コップの水となり,コップの水が飲み干される.飲み干したのは主人公の刑事.事件の調査中であった.

事件は,生まれつき声帯が不完全なために喋る事が出来ない娘(18歳くらい.以下,娘)の治療にあたっていた担当医が殺されたというもの.この娘をもう5年間ほど担当していた.捜査線上にこの娘も浮かんだが,殺された日,娘は友人の女性に電話で呼び出されて出かけており,以降ずっと友人宅にいたという.警察は電話口でその友人に連絡を取り,確かに裏を取っている.事件は長丁場になりそうだった.

夜,飲み屋で軽く一杯やっている刑事.突然携帯がなる.電話してきたのは刑事の古い友人で,久しぶりにこっちに出てきて友人宅で世話になってるからお前も顔を見せろという内容だった.「バカ!こっちは事件が解決しそうにないっていうんでずっと缶詰め状態なんだぞ!そんな暇あるかよ!」そう断わって電話を切ろうとして,はっとする刑事.携帯の番号通知に現れた電話番号は見覚えのあるものだった.そう,事件のあった日,娘を呼び出した女性の電話番号だ.
「チキショー!あいつなんてとこに泊まってやがるんだ!」
図らずも,友人からの電話で事件は解決に向かって行くことになる.

調査の結果,友人が宿泊していたのは娘の男の部屋であるらしいことが分かる.
さらに,5年程前,ちょうど担当医が娘を担当し始めた頃に,娘は水難事故で双児の妹を亡くしていることが分かった.亡くなった双児の妹は,声帯は正常であった.

刑事は事件の真相に到達する.刑事は娘のところへ急ぐ.

「あなたの方だったんですね,○○さん(妹の方の名)」
「え?だって○○さんはもう…」
驚く周囲に,刑事は説明を始める.

「私達は,あなたが喋れないものだと思っていたから簡単にアリバイ工作にひっかかってしまった.あなたがアリバイ工作に利用した電話番号の家に,女性は住んでいない.警察が確認の電話を入れた日,電話に出たのはあなただったのです.」
「担当医を殺したのはあなただ.いや,共犯者がいたのかもしれない.それは電話番号を貸してくれたあなたの彼氏ですよね?」
「あなたは5年前のあの事故の日,喋ることの出来ない姉を殺害し,保身のために姉と入れ代わることにした.」

娘は「仮に入れ代わったとしても,どうして担当医はそれに気付かないの.不自然じゃない!」と筆談する.
刑事はにやりと笑う.

「そう,とても不自然だ.だが,それが殺しの動機になったとしたらどうですか?」

はっとする娘.「だってしょうがないじゃない!姉さんは喋ることの出来る私を妬んで川に突き落とし,殺そうとしたのよ!!」思わずそんな叫び声を上げてしまう.びっくりする周囲に対して,刑事は冷静だ.

「でも,そうじゃなかったのですね?」
「あの日,台風通過の影響で川は増水していた.あなた方姉妹はその雨の中を医者まで行き,お姉さんは治療を受けた.その日があの殺された担当医に変わってはじめての治療だったと予想します.帰り道,川の辺りでお姉さんはあなたに激しく感情をぶつけてきた.お姉さんが私を殺す気だと勘違いしたあなたは,カッとなってついお姉さんを殺害してしまう.」
「あなたは,お姉さんに成り変わり,妹は事故に会ったとして自己保身をはかろうとした.身体障害であることにすれば,事故の責任も問われないと思った.事実そうなった.ところが,」
「あなたはお姉さんのふりをするために医者に通った.そして担当医に乱暴された.」
「担当医は,患者が喋れないのをいいことに,強姦しようとしたのです.そう,あの日お姉さんがされたみたいに.」
「あなたは悲鳴を上げた.そして気付いた.あの日お姉さんはあなたを殺そうとしたのではなく,救いを求めていたのだと.でも,遅かった.担当医はあなたが悲鳴を上げたことで,すべて気付いてしまった.」
「それから,5年間.あなたは事件を秘密にすることを条件に担当医に脅されつづけた.そんな中,彼氏と出会い,思いを打ち明け,そして共に今回の殺害計画を練り上げた.そうですね?」

泣きじゃくる娘.
「そうよ,あいつが私達の人生を全て狂わせてしまった.あいつさえ…いなければ…」
娘の泣き声は,死んだお姉さんの思いまで代弁するかのように延々と続いていた.

-完-

どうだい!おもしろかったかい!一番おもしろかったのはボクだけどね!!よくよく考えると細部が変だったりするんだけど,夢だし仕方ないよね!


■Dearest (98.8.1)

大学にへろへろ登校していたら,実家方面軍の友人から電話があったです.彼はすでに軍人というより犯罪者的なんですけど,行動が.今日の電話の用件も,「ナデシコのルリルリがプリントされた道路交通団のポスター(公共物)を19部手に入れた」というもの.しかも未使用状態で.やったぜ?彼のスゴイところは,これをコレクションするのではなく,横流しして資金をかせごうという根性にありと思います.「売れると思う?」とかボクに相談されても!「ニーズはあると思うな,相場は分からないけど」とかちゃっかり相談に乗るヲレ.しかも大学で!声もおのずとヒソヒソになりますよ.なんだか,ヤバいブツを闇取り引きしている気分になって,いたたまれなくなる.彼はこの夏のワンフェスでこれらのブツをさばくらしいので,気になったフェローはちぇきだ!


 犬の視点の履歴へ...

return to index...