MIDNITE Vultures (1999/11/21)

1日一度のお楽しみ休憩であるところの昼御飯(仕事しなくていいから)を相変わらず同期達の会話に参入できない感じで下を向いて黙々と食べている時の話ですが、向かいの席で同期の人達が「泣くようぐいす」by 木田康昭 週刊少年マガジン連載のお話で盛り上がっており、「あれはおもしろいよ!」と口々に言い合ってますので、マンガの話題だったら大丈夫?とかいう淡い期待と共に口を開いてゴーゴーコミュニケーションの目論みだったのですが、僕の台詞であるところの「あれってマガジンなのにキン肉マンネタとかばんばん出るよね、いいのかな?」に対し、みんな「はてな?」という表情でこちらを見るので「もともとジャンプで幕張書いてたじゃん?」という返事で講談社引き抜き?ネタに続けようとするも、ますますもって「はてな?」という顔をするばかりでなく、「そうだっけ?」とか言い出す始末で、結局のところ、良く分からない話をする僕は放っておいて再び「うぐいすはおもしろいよ」と同じことで会話を再開するので、下をうつむいてもぐもぐと食べておいた。

気付いたのですけれども、「作者の他の作品は…」、とか、「ジャンプとマガジンのマンガの特徴はそれぞれこうで…」、とかそいういった横への展開は一般の方々はなさらないのですか?目からウロコが落ちる思いでした。

会社の帰り道に「200円ラーメン」というのがあるのですよ。この平成の世の中で200円!きっと古くからラーメンを作り続けて来た頑固な親父が頑に「てやんでぃ、こちとら始めた時からこの値段なんでぃ!」とかそういう感じで実は穴場なのかもしれないと、いつもいつも気になっていたのですよ、勝手に。
 それで気になったので、この週末に御賞味ゴー!という感じで盛り上がって入店だったんですけれども、まず、店員はバイトらしい兄ちゃんでした。値段表を見るとラーメン450円を手書きで200円に修正しているわけですよ。始めた時からこの値段どころじゃなくて大暴落でした。
 それで一応ラーメンを注文して待っているも、隣のパブ(スナック?)からなんか演歌の歌声が響いてくるし、おなじみの客としてやってきた夫婦が店員やカウンターの客と楽しそうに会話を開始し、僕仲間はずれな感じで、ずっと演歌に耳をすませたり、TVでアニメを潰す憎くきバレーを見たりしなければならなくて、ラーメンは何の取り柄もないしょうゆでした。袋麺万歳!あと、なんか改造したみたいな店鋪でした。

ボクにもあとがありません。